2016年12月17日(土)〜18日(日)◆【AMCwv2016】1stSTEP《雪山初級》北アルプス 八方尾根 雪上訓練初級
イベント概要
AMCwv2016(Alpine Mountaineering Course winter version)とは、雪山登山を初めてみたい人や初心者を対象に、雪山登山の必要な知識・技術が効率的に学べるコースです。雪山で4回にわたりトレーニング、登山や雪山生活の経験を重ね、2017年3月北アルプス 唐松岳、もしくは5月北アルプス 五竜岳にチャレンジします。
本イベントは、AMCコースの初回のイベントです。下記の机上講習1〜4及び実践講習1〜3を実施します。実施スケジュールはこのページの下のスケジュールを参照してください。
雪山での雪上生活、雪山装備、登攀技術、ロープワーク等の講習です。雪山には、無雪期登山には無いリスク(濡れ・雪・寒さ・強風・重荷・高い運動量・雪崩・滑落)があります。安全に登山を楽しむために、これらのリスクを理解し、事前対策と事後対応を広く学びます。
【机上講習1】AMCの概要、今年度の目標、ステップアップ項目、各イベントでの講習内容を説明します。皆様の様々な疑問ややりたいことにもお答えしたいと思います。
【机上講習2】雪山リスクの机上講習です。雪山には、登山でのリスクと雪山特有のリスクがあります。今回の机上講習では、安全に雪山登山を楽しむためにこれらのリスクを理解し、事前対策(登山前の準備)と事後対応(登山中の対応)の方法を学びます。
【机上講習3】雪山装備の机上講習です。雪山を登るために必要な装備と選択のポイントを学びます。雪山登山の必須装備(個人装備、共同装備)、オプション装備、重さと機能、雪崩対応装備等やパッキング方法を学びます。
【机上講習4】体力・トレーニング、その他オプションで学べることの机上講習です。雪山登山に向けて、体力・筋力トレーニングや、ばてない歩き方を学びます。
【実践講習1】ロープワークの実践です。ハーネスの装着方法、カラビナ等のラッキング方法(まとめ方)、基本的なロープワーク(結び方)、様々な登攀具(クライミングギア)の使い方を中心に講習します。
【実践講習2】雪上生活の実践です。テント設営に関して、雪上生活の基礎、テント設営場所の選定方法、テントの張り方、テントの種類、テント生活、冬用外張り(スカート、入口)の特徴、支点のとり方についての講習です。
【実践講習3】雪山歩行技術の実践です。つぼ足での雪上歩行、アンザイレンをしながらの歩行、クランポン装着、ピッケル操作についての講習です。
(YFイベントにご参加の際は、「YFイベント規定」をよくお読みください。)
参加ご希望の方は「YFイベント参加申込書」をご提出ください。メンバーの方はこちら。初めて参加する方と、一般参加の方はこちらから。
過去のイベント風景
イベント詳細
開催日 |
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2016年12月17日(土)〜18日(日)(申込締切日11月28日)
天候等によりイベントを開催できない場合は、出発前日の午後8時までにご連絡します。
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参加料金 |
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AMC料金
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1.往復ともスタッフの車に乗り合わせることも可能です。その場合、交通費は発生いたしません。申し込みの際に、「スタッフの車に同乗」または「現地集合現地解散」のいずれかをご選択ください。
2.本イベントはテント泊です。申し込みの際に「スタッフと宿泊」にチェックを入れてください。
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集合場所 |
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①スタッフの車に同乗 新宿駅のJR線南口改札を出たところ。2016年12月17日(土)午前7時集合。 改札を出ると目の前に大きな柱が立っていますので、その周辺にお集まりください。
②現地集合 白馬八方尾根スキー場 ゴンドラ乗り場。2016年12月17日(土)昼12時30分集合。 ※道路状況により遅れる場合もございますが、ご了承ください。
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宿泊先 |
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テント泊<八方尾根稜線上>
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現地交通費 |
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八方アルペンライン ゴンドラリフト料金(2,900円)と荷物料金(300円程度)は、各自現地にてお支払いください。
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保険 |
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保険加入ご希望の場合は「国内旅行総合保険加入申込書」をご記入の上、保険料を当日までにお振込み下さい。当日、お支払い頂くことも可能です。この保険の補償内容と保険料について。
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サポーター |
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岡村 俊明
(サポーターの人数は、参加者の人数によって変更する場合があります)
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スケジュール |
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12月17日(土)
07:00 新宿駅出発 → コンビニエンスストア(2日分の食料をお持ちでない方は、ここでご用意ください。)
12:00 八方尾根スキー場 駐車場到着
12:30 八方尾根ゴンドラリフト 現地集合者と合流
13:00 八方尾根ゴンドラリフト〜アルペンクワッドリフト(自己負担)
14:00 登山開始 適宜講習を実施【机上講習1・2・3・4】
15:00 幕営地点到着【実践講習2】
12月18日(日)
05:00 起床
06:00 講習開始【実践講習1・3】
11:00 講習終了、テント撤収
12:00 下山開始
12:45 アルペンクワッドリフト到着、乗車(自己負担)
→ 温泉にて入浴(自己負担)
※天候・積雪状況等により、コース、内容等が変更になる場合がありますので、ご了承ください。
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持ち物・装備
○=必要な物 △=あれば便利な物
※テント、バーナー、ランタン、ツェルト等、下に記載していない道具は、クラブの物を使いますが、個人で持参される場合は、数の調整をしますので必ずYFイベント参加申込書に記載して下さい。
装備 |
○ |
靴 |
防水性、保温性の高い雪山に対応できる登山靴。 |
○ |
靴下 |
厚手のものでウールがよい。1泊2日以上の雪山登山では、替え靴下を用意してください。 |
○ |
スパッツ(ゲートル) |
靴の中に雪が入らないように足首を覆う物。 |
○ |
ズボン |
撥水性、ストレッチ、生地が強いものが好ましい。 |
○ |
シャツ |
動きやすく、保温性、速乾性の高いポリエステル系素材が好ましい。また、メリノウール等の肌触りがいい保温性の高いものもおすすめです。 |
○ |
長袖シャツ |
動きやすく、保温性、速乾性の高いポリエステル系素材が好ましい。 |
○ |
ジャケット(防寒着) |
ダウンジャケットやフリースなど。 |
○ |
マウンテンウエア (アウターシェル) |
雪山にも対応できる上下が分かれているゴアテックス等の防水性、透湿性の高いもの。 |
○ |
手袋(雪山用) |
防水性がある雪山用の手袋。 |
○ |
帽子 |
耳がかくれるフリース又はウール等の保温性の高いものが好ましい。 |
○ |
目出し帽(バラクラバ) |
風が強いときにはあると助かります。雪焼け防止にもなります。 |
○ |
サングラス |
雪目防止。特に女性は、日焼け止めもあれば便利です。 |
○ |
ザック |
40〜55L程度。テント、食料、ロープ、シャベル等の共同装備(1.5kg程度/一人)が入るスペースを確保しておいてください。 |
△ |
ザックカバー |
降雪時には便利。 |
○ |
テント |
※共同テントをご希望の方は、イベント参加申込書のレンタル品にチェックを入れてください。 |
○ |
寝袋(シュラフ) |
4シーズン以上のもの。 |
○ |
シュラフカバー |
保温性を高めるだけでなく、寝袋の機能を低下させません。 |
○ |
テントマット |
空気を入れて膨らますエアマット(厚さ3㎝以上)が好ましい。 |
○ |
コッヘル |
火にかけられるもの。フォーク、スプーン、はし、コップも忘れずに。(ティバックやインスタントスープなど好きな飲み物もお持ちください) |
○ |
行動食 |
パン、ソーセージ、おにぎり、あめ、チョコレート等のカロリー補給ができるもの。往路に立ち寄るコンビニエンスストアで、用意することもできます。 |
○ |
朝食 |
1食分。レトルト、フリーズドライで簡単に摂れるもの |
○ |
ヘッドランプ |
頭に付けられるもの。 |
○ |
ライター |
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△ |
ナイフ |
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○ |
タオル |
バンダナやハンカチでもけっこうです。 |
○ |
水筒 |
500ml程度の保温できるもの。 |
○ |
トイレットペーパー |
芯を抜いておくと便利です。 |
△ |
地図 |
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○ |
コンパス |
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○ |
筆記用具 |
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○ |
雪袋 |
2枚。水作りの際に雪を集める袋。使用していないゴミ袋で十分です。 |
○ |
健康保険証 |
コピーでもかまいません |
○ |
救急薬品 |
常備内服薬、バンドエイド、包帯、各種軟膏等。 |
登攀具:講習・練習のため下記の登攀具は必須です。 |
○ |
ハーネス |
アルパイン用ハーネスまたはクライミング用ハーネスをご用意ください。滑落やスリップ、吹雪等による危険個所を通過する際に、ロープで連結し行動する際に必要です。雪山の尾根歩きでは、軽量・コンパクトでアイゼンを履いたままでも着脱しやすいアルパイン用ハーネスが装着しやすいです。フリークライミングやアイスクライミング等と併用して使用したい方は、サイズ調整可能なクライミング用ハーネスがおすすめです。 |
○ |
ピッケル |
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○ |
ヘルメット |
山岳用。 ※無料レンタルをご希望の場合は、YFイベント参加申込書「コメント欄」に記載して下さい。 |
○ |
アイゼン |
10〜12爪の雪山用のアイゼン。 |
○ |
安全環付カラビナ |
2個。手袋をした状態で、片手で開閉できる大きさが良い。 |
○ |
フリーカラビナ |
2個。手袋をした状態で、片手で開閉できる大きさが良い。 |
○ |
スリング |
60cmソーンスリング1個、120cmソーンスリング1個。雪山ではダイニーマで細いものが使いやすい。 |
○ |
確保器 |
1個。クライミング用のビレイデバイス(ATC、ルベルソ等)。オートビレイ器(グリグリ等)は不可です。 |
その他: |
○ |
入浴セット |
下山後、温泉に立ち寄ります。 |
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