2016年1月9日〜10日◆《雪山初級》北アルプス 雪上訓練初級@八方尾根)
イベント概要
北アルプス唐松岳の八方尾根稜線上での雪上訓練です。3mを超える積雪、稜線上の強風、マイナス15度を下回る日も多い。雪山の装備は、クランポン(アイゼン)やピッケル等の雪山独自の装備も多く・重くなり、必要な知識・経験・体力も異なってきます。積雪量の多い北アルプス2000m稜線で、雪山で必要な知識・経験・技術の基礎を実戦形式で学びます。
講習内容は、雪山での雪上生活、雪山装備、登山技術、ロープワーク等の講習です。適宜、雪山登山の必須装備、オプション装備、重さと機能、雪崩対応装備等やパッキング方法を学びます。雪上訓練の内容は多岐にわたるので、事前の予習や講習内での質疑応答を積極的にしてみてください。
このイベントで、ステップアップ項目の4つ(雪上生活、登山技術、登攀技術、ロープワーク)を重点的に学ぶため、下記の机上講習1〜2及び実践講習1〜4を実施します。
【机上講習1】雪山特有のリスクを学びます。安全に雪山登山を楽しむためにこれらのリスクを理解し、事前対策と事後対応を広く学びます。また、これらのリスクを低減するための雪山登山の必須装備、オプション装備、重さと機能、雪崩対応装備等やパッキング方法を学びます。
【机上講習2】実践講習2の予習です。ハーネスの装着方法、ギアのラッキング方法、雪山装備の使い方、ロープワーク(ロープの結び方〜アンザイレンの仕組みまで)等の講習です。
【実践講習1】登山技術の実践です。アイゼンのつけ方から、雪上の歩き方、登下降技術(つぼ足、キックステップ、ラッセル)、フロントポインティング/フラットフッティング等の練習やピッケルの使い方等の講習です。
【実践講習2】テントを張って雪上生活の実践です。テントの張り方の復習、様々なテントの張り方や、テント内での生活を学びます。テント内では、防寒着を着こんで暖かくして休みましょう。テント内での生活全般と水作りの講習も含みます。
【実践講習3】雪山でのロープワークの実践です。雪山で使用するロープの結び方や利用シーン、アンザイレン等の講習です。
【実践講習4】滑落停止訓練やアイゼンワークの実践です。スリップ時の初動動作、滑落停止姿勢、スリップしないための留意点やアイゼンを装着しての歩行等の講習です。
(YFイベントにご参加の際は、「YFイベント規定」をよくお読みください。)
参加ご希望の方は「YFイベント参加申込書」をご提出ください。メンバーの方はこちら。初めて参加する方と、一般参加の方はこちらから。
過去のイベント風景
イベント詳細
開催日 |
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2016年1月9日(土)〜10日(日)(8日の夜出発)<参加受付終了>
天候等によりイベントを開催できない場合は、出発前日の午後8時までにご連絡します。
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参加料金 |
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メンバー 27,000円(税込)/ 一般 31,320円(税込)
料金には、講習料、宿泊費(テント泊)、食事(夜1)、消費税が含まれています。交通費は無料です。
※現地ロープウェイ乗車代(往復3,000円程度)と入浴代は、含まれていません。
※本イベントはM料金が適用されません。
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集合場所 |
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新宿駅のJR線南口改札を出たところ。2015年1月8日(金)21時集合。改札を出ると目の前に大きな柱が立っていますので、その周辺にお集まりください。
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宿泊先 |
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テント泊<八方尾根稜線>(天候によって八方池山荘に宿泊する場合があります)
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保険 |
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登攀用の保険に個人で加入されていない方は、 必ず国内旅行総合保険(クライミング・登攀)にお申し込みください。保険加入ご希望の場合は「国内旅行総合保険加入申込書」をご記入の上、保険料を当日までにお振込み下さい。当日、お支払い頂くことも可能です。この保険の補償内容と保険料について。
国内旅行総合保険(クライミング・登攀)
②保険料 1,000円 ③保険料 2,650円(捜索費用150万円附帯)
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サポーター |
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岡村 俊明
(サポーターの人数は、参加者の人数によって変更する場合があります)
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スケジュール |
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1月8日(金)
21:00 新宿駅 → コンビニエンスストア(昼食・行動食をお持ちでない方は、ここでご用意ください)
25:00 八方尾根山麓に到着 →車中またはテントで仮眠
1月9日(土)
07:00 起床
08:00 適宜講習を実施【机上講習1・2】
09:30 八方尾根ゴンドラリフト〜アルペンクワッドリフト(自己負担)
10:00 アルペンクワッドリフト終着
10:30 登山開始【実践講習1】
12:00 幕営地点到着【実践講習2】 →幕営地点付近で講習【実践講習3】
16:00 講習終了
1月10日(日)
06:00 起床
06:30 朝食
07:30 講習開始【実践講習2・3・4】
11:00 講習終了 →テント撤収
12:00 下山開始
12:45 アルペンフワッドリフト到着 →温泉にて入浴予定(自己負担)
※積雪状況等により、コース、内容が変更になる場合がありますので、ご了承ください。
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持ち物・装備
○=必要な物 △=あれば便利な物
※テント、バーナー、ランタン、ツェルト等、下に記載していない道具は、クラブの物を使いますが、個人で持参される場合は、数の調整をしますので必ずYFイベント参加申込書に記載して下さい。
装備 |
○ |
靴 |
防水性、保温性の高い雪山に対応できる登山靴。 |
○ |
靴下 |
厚手のものでウールがよい。1泊2日以上の雪山登山では、替え靴下を用意してください。 |
○ |
スパッツ(ゲートル) |
靴の中に氷、水が入らないように足首を覆う物。 |
○ |
ズボン |
撥水性、ストレッチ、生地が強いものが好ましい。 |
○ |
シャツ |
動きやすく、保温性、速乾性の高いポリエステル系素材が好ましい。また、メリノウール等の肌触りがいい保温性の高いものもおすすめです。 |
○ |
長袖シャツ |
動きやすく、保温性、速乾性の高いポリエステル系素材が好ましい。 |
○ |
ジャケット(防寒着) |
ダウンジャケットやフリースなど。 |
○ |
マウンテンウエア (アウターシェル) |
雪山にも対応できる、上下が分かれているゴアテックス等の防水性、透湿性の高い素材のもの。 |
○ |
手袋(雪山用) |
防水性がある雪山用の手袋。 |
○ |
帽子 |
耳がかくれるフリース又はウール等の保温性の高いものが好ましい。 |
○ |
目出し帽(バラクラバ) |
風が強いときにはあると助かります。雪焼け防止にもなります。 |
○ |
サングラス |
雪目防止。特に女性は、日焼け止めもあれば便利です。 |
○ |
ザック |
40〜55L程度。テント、食料、ロープ、シャベル等の共同装備(1.5kg程度/一人)が入るスペースを確保しておいてください。 |
△ |
ザックカバー |
降雪時には便利。 |
○ |
寝袋(シュラフ) |
4シーズン以上のもの。 |
○ |
シュラフカバー |
保温性を高めるだけでなく、寝袋の機能を低下させません。 |
○ |
テントマット |
空気を入れて膨らますエアマット(厚さ3㎝以上)が好ましい。 |
○ |
コッヘル |
火にかけられるもの。フォーク、スプーン、はし、コップも忘れずに。(ティバックやインスタントスープなど好きな飲み物もお持ちください) |
○ |
行動食 |
パン、ソーセージ、おにぎり、あめ、チョコレート等のカロリー補給ができるもの。往路に立ち寄るコンビニエンスストアで、用意することもできます。 |
○ |
朝食 |
1食分。レトルト、フリーズドライで簡単に摂れるもの。 |
○ |
ヘッドランプ |
頭に付けられるもの。 |
○ |
ライター |
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△ |
ナイフ |
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○ |
タオル |
バンダナやハンカチでもけっこうです。 |
○ |
水筒 |
500ml程度の保温できるもの。 |
○ |
トイレットペーパー |
芯を抜いておくと便利です。 |
△ |
地図 |
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○ |
コンパス |
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○ |
筆記用具 |
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○ |
雪袋 |
2枚。水作りの際に雪を集める袋。使用していないゴミ袋で十分です。 |
○ |
健康保険証 |
コピーでもかまいません |
○ |
救急薬品 |
常備内服薬、バンドエイド、包帯、各種軟膏等。 |
○ |
入浴セット |
下山後、温泉に立ち寄ります。 |
登攀具:講習・練習のため下記の登攀具は必須です |
○ |
ハーネス |
クライミング用のハーネス。マウンテンウエアの上から装着するので、ロッククライミング用より大きめがおすすめ。装着できるかどうか、自宅で試しておいてください。アルパインハーネスでも良いですが、クライミング用のハーネスが望ましい。 |
○ |
ピッケル |
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○ |
ヘルメット |
山岳用。 ※無料レンタルをご希望の場合は、イベント申込書「コメント欄」に記載して下さい。 |
○ |
アイゼン |
10〜12爪の雪山用のアイゼン。 |
○ |
安全環付カラビナ |
2個。手袋をした状態で、片手で開閉できる大きさが良い。 |
○ |
フリーカラビナ |
2個。手袋をした状態で、片手で開閉できる大きさが良い。 |
○ |
スリング |
60cmソーンスリング1個、120cmソーンスリング1個。雪山ではダイニーマで細いものが使いやすい。 |
○ |
確保器 |
1個。クライミング用のビレイデバイス(ATC、ルベルソ等)。オートビレイ器(グリグリ等)は不可です。 |
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